新年あけましておめでとうございます。
本年もどうかよろしくお願いいたします。
さて、料理撮影用の照明機材についてですが、コメットの TWINKLE というモノブロックストロボを2灯持って出かけることが多いです。
頑丈で素晴らしいストロボですが、それなりに欠点もあります。
以下に、自分なりに感じている欠点を2つほど挙げます。
・光量を調整するダイヤルにクリックが無いこと(あるいは数値で表示されていない)。
クリックが無いということは、今の光量が大雑把にしかわからないので、微調整に手間がかかります。
例えば、F8.2という光量が欲しい時に、メーターの測定値がF11.7と出たら、クリックがあれば簡単に1.5段マイナスに出来ますが、無いとダイヤルを大雑把に回して発光させてメーターで計り、それを何度か繰り返すことによって微調整をする必要があります。
この時間は結構勿体ないです。
・手元で光量調整が出来ないこと。
ストロボ本体にあるダイヤルを回して光量調整するので、光量を変えるたびにストロボ本体と被写体の間を行き来しなければならず、なかなか効率がよくないです。
例えば料理の高さや大きさによってライトの位置を変えますし、料理の種類によっても変えます。
それらの欠点を解消したストロボを色々と探したのですが、最終的には以下のストロボに着目しました。
COMET ADm-300RC
Profoto B2 250 AirTTL
結論としては、Profoto B2 250 AirTTL を購入しました。
家で色々とテストしていますが、本当に買ってよかったと思っています。
COMET には失礼かもしれませんが、異次元の使いやすさです。
ちなみに最初は COMET ADm-300RC を購入するつもりでいました。
手元で光量調整が出来る上に、光量が1/3段階とやや荒めですが、微調整がしやすそうな上にお値段も手頃だからです。
結局買わなかったのは、海外でも使えるように電圧を調整できる機械がACアダプターに付いており、これがデカくて重いためです。
重量としてはカメラ1台分ぐらいある上に、体積はカメラ2台分ぐらいあるように感じました。
このストロボを2台持ち歩くには、カメラ2台分の重量とカメラ4台分ぐらいの体積が余分にかかるということで、取材撮影では致命的です。
ほぼほぼ購入するつもりでコメット本社にお伺いして、営業の方から名刺まで頂いたのですが、結局購入せずに帰ってきました。
営業の方曰く、こんな所で引っかかるとは思わなかったとのことでしたが、かなり大切なことだと思います。
取材撮影では少しでも機材を減らしたいし、そもそもモノブロックストロボとは、そのような機材を減らしたい時に使うものだと思っています。
コメット社との認識違いがあったんだと思います。
その後、Profoto B2 250 AirTTL を触り、COMET のどの機種とも異なる次元の使いやすさに一目惚れしてしまいました。
値段が高いのが最大の欠点でしょうが、値段で仕事の段取りが買えるなら安いものです。
と自分に言い聞かせて購入しました。
2時間の撮影だと10分程度の時間短縮を期待しています。
今年はこのストロボを使い倒そうと思っています。
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