生まれて初めて購入したレシピ本は小林カツ代さんのものでした。
タイトルは忘れてしまいましたが、ちょっとした工夫で料理がこんなに美味しくなるんだ、ということに感動したことを覚えています。
また、例えばチャーハンを美味しく味付けする秘策や、ドレッシングの簡単で美味しい作り方など、興味のあるところだけ読んでも役に立つ内容は、とても重宝しました。
そのうち息子さんであるケンタロウさんにも興味が湧き、本を買って作ってみるようになりました。
当時一人暮らしだった私にとって、カツ代さんの 4人分が基本のレシピよりもケンタロウさんの 2人分のレシピの方が作りやすいと本屋さんで思ったのがきっかけだったように記憶しています。
実際、ケンタロウさんのレシピはカツ代さんのレシピよりも更にシンプルで、とても作りやすいです。
2人分のレシピの 2人分をそのまま作って 1人で食べるのがちょうど良かったです。
ただ、ケンタロウさんのレシピは美味しいのですが、食後にやや味の濃さが後味として引きずることこともあり、やはり母は偉大だなあと思ったりもしました。
そんな小林カツ代さんの生き様が本になって発売されているのを本屋さんで発見したので、購入して読んでみました。
この本の作者が小林カツ代さんにノーギャラで仕事を依頼するという、フリーランスから見たら最低で許せない内容から始まっていますが、全体的には小林カツ代さんの生涯をとても興味深く描いています。
昨日遠征だったのですが、行き帰りの電車の中で一気に読み終えてしまいました。
その許せなさゆえにタイトルはここでは紹介しませんが、小林カツ代さんは偉大だなあと改めて思いました。
天国でもご活躍されていることと思います。
-----------------------------------
料理撮影承ります。
店舗でスタジオ並みのストロボセッティングを組み、料理の色艶を引き出します。
年間200件ぐらいのペースで料理を撮影しております。
お気軽にお問い合わせ下さい。
https://www.pho-kitchen.info/
-----------------------------------
コメントをお書きください