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新人のプロカメラマンと話をして思ったこと


若いプロカメラマンと話す機会があったので、個人的に思ったことを書きます。

 

 

 

 

 

写真は勝負的なところがあるかもしれません。

ただ、仕事として撮影するようになると、少し違う視点になる気がします。

負けず嫌いなのはそんなに変わらないかもしれませんが、勝ち負けとは違った決意を持つようになると感じています

 

 

プロとして食べている以上、自分を評価してくれるリピーターが存在すると思っています。

それぞれのプロが、自分のリピーターに対して、いかに深く届けられるのかを模索すること、それがプロであることだと私は思っています。

 

新人のプロは、最初のうちはまだリピーターがいないのが普通だと思います。

そういう場合、他のプロを押しのけて勝負という観点で取り組むよりも、まだ見ぬ自分へのリピーターに対していかに深く何かを届けられるのか、を考えた方が成長できる気がします。 

 

まだ見ぬリピーターの存在を意識することは、自分をとても大きく成長させてくれるように思います。

何歳になっても顧客の新規開拓は必要なので、それは変わらないかもしれません。

 

全てのカメラマンにとって、まだ見ぬ自分へのリピーターは目の前のお客様であることも多いと思うので、今の仕事を全力で仕上げることがとても大切だと思っています。

 

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それと関係する話で(私が勝手に関連づけているだけかもしれませんが)、写真家の小澤忠恭さんが以下のようなお話をされています。

 

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1103287943096186&set=a.435492489875738.1073741827.100002449725267&type=3&theater

 

 

上記リンク先の一部を以下に引用します。

 

 

----->> 引用・ここから <<-----

プロカメラマンは自分を殺して、クライアントの望み通りの写真を撮る。と書いてある記事があった。アマチュアがプロに憧れる時、アマチュアは自由に撮れる、ということとの対比として書かれていたように思うが、とんでもない話である。自分を発揮しなければ突出したプロになれるわけがない。人の言うがままに撮るのが渡世の手管だと思っているなら、つまり、自分を殺して相手に尽くさなければ、食っていけないと思っているなら、それはあまりに無知だ。自分を発揮して、そしてそれが評価されなければ、いくらでも代わりのある、使い捨てのプロになるだけだ、ギャラの安い若手が出てくればすぐに食えなくなる。 

 ----->> 引用・ここまで <<-----

 

 

リンク先の元の文章はもっと長文なので、あくまでもリンク先の原文を読んでいただきたいです。

あくまでも出だしだけを引用しています。

 

大変共感しました。

 

 

 

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