チャーハン作り、お店に負けない味の深みと広がりの出し方について、自分なりの体験を書いていきたいと思います。
結論としては、
- 良質の豚肉(あるいは焼豚)を使う。
- 老酒(紹興酒)で味の深みと広がりをきっちり作る。
- 塩をたっぷり振る。
- 味の素に頼る。
をやると私の場合、うまくいっているように思います。
順番に書いていきます。
1.あっさり目の豚肉(あるいは焼豚)を使う。
あっさり目であればOKです。
業務用スーパーなどで売れらているものは、安い割に量が多いですが、かなりギトギトしていることが多く、胃にもたれます。
がっつり肉系おじさんには向いているかもしれませんが、夫婦で食べようとすると妻が嫌がる場合があります。
なので、必ずしも上質でなくてもよいので上品なものを買いましょう。
何処ででも買えるもので個人的な圧倒的なおススメは、セブンイレブンです。
2.老酒(紹興酒)で味の深みと広がりを作る。
私の場合、最初に豚肉に火を通します。
その豚肉に半分ぐらい火が通ったら老酒をドバッとかけます。
それをやっておくと、チャーハン全体の味の染み渡り方の次元が変わり、お店の味になるような気がします。
ちなみにその後豚肉をざるに上げてチャーハンを作り始めますが、老酒が染みた中華鍋は洗わないで次の工程に進みます。
3.塩をたっぷり振る。
塩はとにかく多めです。
薄めの味になりがちな家庭のチャーハンを、醤油で味を濃くしてしまうと後で喉が乾いてしまうのを何度も経験しました。
また、ラードや鶏油など動物系の油に頼っても、濃い味にはあまり貢献しないように思います。
サラダ油の方が私は好みです。
それよりも、とにかく塩です。
多めに塩を振ったチャーハンは、それだけでそこそこの味付けになると感じています。
4.味の素に頼る。
味の素をきっちり振りましょう。
ちなみに昔、知人から聞いたのですが、中国にはチャーハンの三大味の要素があるらしく、豚肉、椎茸、味の素らしいです。
今回椎茸は入れていませんが、これらをうまく混ぜると絶品になるという中国の説を紹介して締めくくりたいと思います。
ちょっと偉そうに?笑、書いてみました。
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